
部屋干しなどでタオルに嫌な臭いがつくと、がっかりしますよね…
タオルは顔や体に直接使うものなので、できるだけ清潔で気持ちの良い状態を保ちたいものです。
そこで今回は、タオルの嫌なにおいの原因とにおいがついてしまった時の効果的な対策をご紹介します。
タオルの臭いに悩まれている方は、ぜひご覧ください🌷
嫌なにおいの原因とは?
タオルの嫌な臭いは、タオルに雑菌やカビ菌が繁殖することで起きます。
「生乾きのタオルの臭い」の原因となる菌が、モラクセラ菌です。
モラクセラ菌は、人間や動物の口や鼻などの粘膜に住む常在菌で、
自然界にごく普通に存在する菌なので、洗濯物に付着することを防ぐことはできませんが、
繁殖しにくい環境を作ることで洗濯物が臭わないようにすることは可能です。
モラクセラ菌そのものに臭いはなく、水分を得て繁殖する際に排出するフンのような物質が、
一般的に「生乾き臭」と呼ばれる臭いを放ちます。

タオルの嫌なニオイをなくす方法
タオルに生乾き臭がついてしまった場合は、
アイロンのスチームをあてる ことが簡単で効果的です!
においの原因菌は高温に弱いため、嫌なにおいがついてしまったタオルは、
高温で処置して再度洗濯をすると嫌なにおいを消せる場合があります。
ご家庭では、高温の水蒸気を出すスチームアイロンをご使用される場合が多いと思いますが、
このスチームアイロンをタオルから1cm以上離してあて、一旦においの原因菌を死滅させます。
その後、もう一度洗濯をきちんとし直して、
タオルの表面に残ったにおいの原因菌の死骸などをキレイに除去します。

スチームアイロンが使えないときは?
スチームアイロンを使用されない方や、ご家庭にないという方もいらっしゃるとおもいます。
そのような場合は、ヤカンやお鍋で水を沸騰させ、高温の湯気を当てることで代替手段となります。
(※スチームアイロンも、ヤカンや鍋の水蒸気も、とても高温なため、くれぐれも やけどには注意してご使用下さい!)


”菌の繁殖を抑える” タオル
また、抗菌防臭タオルなど、”臭いの原因菌の繁殖を抑えてくれる”タオルを選ぶと更に効果的です。



まとめ
タオルの臭いの原因となる菌が繁殖しないよう、
水分を含んだタオルは速やかに洗って乾かすことが大切です。
しかし、頑張っていても臭いがついてしまったということもあると思います。
そのような時は、上記のにおい対策をぜひ実践してみて下さいね✨
